餡と言えば小豆餡・抹茶餡・白餡・柚子餡ぐらいしかなかった時代から
私たちは果物や野菜、コーヒーやチーズなど
数多くの餡を生み出してきました。
素材×餡の無限に広がる世界。
自家製餡にこだわり続けてきたからこそ生み出せる彩り豊かな餡です。
餡と言えば小豆餡・抹茶餡・白餡・柚子餡ぐらいしかなかった時代から
私たちは果物や野菜、コーヒーやチーズなど
数多くの餡を生み出してきました。
素材×餡の無限に広がる世界。
自家製餡にこだわり続けてきたからこそ生み出せる彩り豊かな餡です。
材料の苺「あまおう」に熱を加えます。
高すぎてもひくすぎてもいけません。そしてもっとも苺の香りが際立った時に
火からおろします。この一手間が餡と合わせ製品化されたとき、
封を開けたその瞬間の香り、
トップノートを豊潤なものにしてくれます。
素材×餡の彩り餡において最も重要なことは素材の良し悪しだけでなく
素材の持つ美味しさを餡と合わせることによってより美味しくする事。
そのためには素材に合わせたひと仕事をしてあげることが大切です。
私たちはすべての素材に対し最もポテンシャルを引き出す為の方法を
日夜研究しております。
おいしい彩り餡にはなりません。
彩り餡のベースとなる餡は大手亡豆を使った白餡。
素材の持つ美味しさを餡が壊してしまってはいけません。
かと言ってベースとなる豆の餡としての美味しさも
残さなければなりません。
この大手亡豆白餡の美味しさを残しつつ素材の持ち味を引き立たせるには
丁寧な作業と熟練の技術が必要です。
白餡は様々な色付けをされる為、白餡自体が
白くなければならないのですが、
大手亡豆の皮や臍の部分(豆がサヤについているとき
養分を取り入れるところ。)を
丁寧に取り除くき、中の呉(ご)の中心部分だけを使うことにより
美しい白餡になります。
また、渋切をしすぎても風味が飛んでしまいます。
豆をつぶすときに粒子を壊してしまっては
サラッとして後味に素材の美味しさだけを残す餡にはなりません。
粒子の細かい美味しいこし餡を炊くことができる
私たちの技術がこの彩り餡にも生かされているのです。
野菜、果物、コーヒーや紅茶、カカオ、チーズ・・・私たちは
あらゆる素材を餡にすることができます。
これからもまだ見ぬ美味しい餡を作り続けていきます。
福壽堂秀信の彩り餡を最も楽しめる菓子は「ふくふくふ」です。
餡を生地に練り込んで蒸しあげる「ふくふくふ」は世界で
福壽堂秀信にしか作れないお菓子と言われています。
「ふくふくふ」は確かな製餡技術、製菓技術がないとできないのです。
今までになかったしっとりとした食感、素材の美味しさ、後味の餡の風味。
私たちの製餡技術と製菓技術の集大成である「ふくふくふ」を
是非ともご賞味ください。