福壽堂秀信

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秋の味覚、『いもくりなんきんパフェ』を味わう 帝塚山・茶寮「季(とき)」

大阪・帝塚山の閑静な街並みに溶け込むように佇む「福壽堂秀信」本店。
その奥に設えられた喫茶空間「季(とき)」では、季節ごとの和の甘味が静かに提供されています。

今の季節、店内でひときわ目を引くのが、秋限定の「いもくりなんきんパフェ」。
三つの秋の味覚を集めた、美しい層の重なりをもつ一品です。

菓匠が仕立てる、秋色の重なり

「いもくりなんきんパフェ」は、どこか懐かしく、そして贅沢。
さつまいも、栗、かぼちゃ──秋を代表する三つの味覚をひとつにまとめた、和の趣を大切にした一品です。

味わいの構成は、目にも楽しい層仕立て。
一口ごとに異なる風味と食感が移ろい、静かに深まる季節のように、ゆるやかに味覚がひらいていきます。

  • 渋皮栗のアイスクリーム
  • かぼちゃのクリームと黒みつのハーモニー
  • さつまいもの甘露煮
  • 栗の甘露煮
  • 白玉
  • 抹茶寒天
  • 生麩(なまふ)

ゆるやかな秋の午後、手入れの行き届いた庭を眺めながら、
ゆっくりと味わっていただきたい甘味です。

価格:1,265円(税込)
※ご提供終了時期は未定です。予告なく終了となる場合がございます。

「いもくりなんきん」の由来と秋の文化

「いもくりなんきん」は、秋の味覚を代表する「さつまいも・栗・かぼちゃ」を親しみやすく並べた言葉で、
古くから日本の風物を表す語句として親しまれてきました。素朴で優しい甘みをもつこれらの素材は、
特に女性に好まれる傾向があったことから、江戸時代には「女性の好きなもの」として言い表されることもありました。

たとえば落語や川柳などでは、「芝居・蒟蒻・芋・南瓜」や「芋蛸南瓜」といった表現が登場します。
時代とともに少しずつ変化し、「いもくりなんきん」という語呂のよい響きが定着。
現代では、季節限定の甘味や料理の名に用いられ、秋らしさを届ける言葉として受け継がれています。

秋の和菓子に「いも・くり・なんきん」が集うのは、単なる味覚の組み合わせではなく、
日本人の心に根づいた〈秋を慈しむ文化〉そのものなのです。

いもくりなんきんパフェ

茶寮「季(とき)」──和の空気と、季節の甘味

茶寮「季(とき)」は、福壽堂秀信 帝塚山本店の奥に設けられた喫茶空間です。
季節の上生菓子とともに、抹茶や煎茶をゆったりと楽しめる場所として親しまれています。

大きな窓からは手入れの行き届いた庭園が広がり、訪れる方の心をそっとほぐしてくれます。
和の趣に包まれた空間で、季節の甘味とともに静かな時間をお過ごしください。

店舗外観

福壽堂秀信 帝塚山本店 外観

店内の様子

茶寮「季」 店内の様子

庭園の風景

茶寮の窓から眺める庭園

店舗情報

(福壽堂秀信 茶寮 季 帝塚山本店)
〒558-0054 大阪市住吉区帝塚山東1-4-12
営業時間:10:00~18:00(平日L.O. 17:30/日祝L.O. 17:00)
定休日:年中無休(1月1日のみ休業)
アクセス:阪堺電気鉄道 姫松駅より徒歩5分/南海高野線 帝塚山駅より徒歩10分

※駐車場のご用意はございません。近隣のコインパーキングをご利用ください。
※ご予約は承っておりません。ご来店順のご案内となります。
※混雑時にはお待ちいただく場合がございます。

Instagram公式アカウント


福壽堂秀信 本店

@fukujudo_hidenobu
@tezukayama_toki

店舗の雰囲気を動画でご覧いただけます

福壽堂秀信 帝塚山本店|和の趣に包まれる老舗和菓子店と茶寮「季」
昭和モダンな外観、和の美意識が息づく店内、そして庭を望む茶寮「季」。
その空間を映像でご紹介しています。

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